苦花を携える者/Bitterbloom Bearer
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苦花を携える者 / Bitterbloom Bearer (黒)(黒)クリーチャー ─ フェアリー(Faerie) ならず者(Rogue)
瞬速
飛行
あなたのアップキープの開始時に、1点のライフを失い、飛行を持つ青黒の1/1のフェアリー(Faerie)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
1/1
Whisper Gatherer
カード名の通り、苦花/Bitterblossomを携えたフェアリー・ならず者。厳密には原型と僅かに異なり、トークンに青が混ざりならず者でなくなっている。
原型はモーニングタイドでも屈指の強力なエンチャントであり、色拘束を強くしたら本体もクロックを刻めるようになったという趣だが、実際にはエンチャントでなくなった事でかなり性質が変わっており、特に全体火力や全体除去に巻き込まれやすくなったのは難点。当時はコントロールデッキで自分から全体除去と併用して、分が悪くなったらリセットしてクロックを置き直すといった運用もされていたが、これの場合は不可能。構築においてはどちらかというとミッドレンジ戦術の先鋒兼チャンプブロック要員の確保や、本体もトークンも回避能力を持つ点を活かして悪夢滅ぼし、魁渡/Kaito, Bane of Nightmaresと組み合わせるといった運用が為されることが多い。他にはシンプルに横並びが出来る点からフェアリーのタイプ的デッキでの採用も見られる。ミュータント タートルズでも相性の良い隠密が収録されたので、今後の活躍の幅も広がる可能性はありそうだ。
地味に瞬速を持つので、対戦相手の終了ステップに出すことで、1回目の誘発前にソーサリー・タイミングでの対処が難しくなっている。また前述した忍術や隠密と組み合わせる場合、本体を戻して再び手札に構えることで切り返しに備えたり、手札にこれが存在することを抑止力にして読み合いを発生させたりといった小回りが利きやすいのもプラス要素。クリーチャーになったことでリアニメイトも狙いやすくなり、本体が軽いので白お得意のマナ域が低いクリーチャー用のリアニメイトに対応しているのも長所といえる。
リミテッドでも極めて優秀であり、定着すれば大量のフライヤーで相手を圧倒できる。クリーチャー除去が当たる点は少々信頼しづらいが、瞬速のおかげで最低限ボード・アドバンテージを取ってから退場しやすくなっており、クリーチャーとして墓変わり/Graveshifterや掘り出し/Unburyで回収しやすくなったのはむしろメリットともとれる。継続的に生成できるトークンは枯朽用の捨て駒としても便利なほか、多色のクリーチャーとして色彩のサポートも兼ねることができ、虹色の突進獣/Prismabasherや輝かせの子/Glister Bairnと併用できた場合はクロック性能が爆発的に跳ね上がる。自動でライフが削れていくのは構築よりも重視されやすいライフ・アドバンテージの観点ではマイナスもあるが、それ以上にプラス要素が大きく、除去を自由に採用できないフォーマットの性質的にも相手にすると厄介が過ぎる。色の組み合わせによらず強力なうえ青黒の瞬速アーキタイプの補助も兼ねるということで、ブースター・ドラフトでは黒を目指す動機として十分以上であり、カット目的でのピックも視野に入る。
- ローウィンの昏明のスペシャルゲスト枠には本家の苦花/Bitterblossomも収録されているので、運がよければリミテッドで両方を採用できることもある。あちらはシングルシンボルゆえタッチ採用に向いている反面、色彩のサポートに回れず割に合わない一撃/Pyrrhic Strikeで除去されるという側面もあるので、使い勝手は案外異なる。